機器から選ぶ
| 機器 | カテゴリ | 役割 |
|---|---|---|
| サブバッテリー | バッテリー | 電装システムの心臓部。容量(Wh)と種類(リン酸鉄/AGM/鉛)で選ぶ。 |
| 走行充電器(DC-DCチャージャー) | 充電 | 走行中にエンジンの発電でサブバッテリーを充電する装置。毎日タダで満充電にできる、車載システム最大の武器。 |
| インバーター | 変換 | バッテリーの直流12V/24Vを家庭用の交流100Vに変換する装置。波形(正弦波か修正正弦波か)と出力(W)で選ぶ。 |
| ソーラーパネル+チャージコントローラー | 充電 | 停車中に充電できる唯一の手段。連泊や電源のない場所での運用では走行充電と並ぶ柱になる。 |
| ポータブル電源 | バッテリー | バッテリー・インバーター・充電器が一体になった完成品。工事不要で今日から使えるが、車載固定システムとは得意分野が違う。 |
| ポータブルクーラー(スポットクーラー) | 冷暖房 | エンジンを切ったまま冷房できる唯一の現実解。ただし消費電力が大きく、電源システムの設計が成否を分ける。 |
| FFヒーター | 冷暖房 | 燃料を燃やして暖房し、排気は車外に出す方式。電力消費が極めて小さく、冬の車中泊では電気暖房より圧倒的に有利。 |
家電別・電源ガイド
「この家電を車で使うには何が必要か」を機器ごとに計算したガイドです。
車種別・電源構成ガイド
ガイド
ポータブル電源 vs 車載固定システム、どっちが得か|1500Wh級で費用と運用を比較
車中泊の電源を「ポータブル電源」で用意するか「サブバッテリーの車載固定システム」で組むか。1500Wh級を基準に初期費用・充電速度・運用コスト・失敗時のリスクまで中立に比較します。
車中泊でエアコンを一晩使うには何Wh必要か|ポータブルクーラーの電源設計
車中泊用ポータブルクーラーの消費電力と、一晩動かすために必要なバッテリー容量を計算。500Wh・1000Wh・1500Whでそれぞれ何時間動くのか、排熱ダクトの重要性、インバーター選定まで解説します。
冬の車中泊、暖房は電気かFFヒーターか|消費電力で比較すると答えが出る
車中泊の暖房手段(電気毛布・セラミックヒーター・FFヒーター)を消費電力で比較。電気暖房が現実的でない理由と、FFヒーターの電力消費が桁違いに小さい仕組み、一酸化炭素対策まで解説します。
車中泊の電装で最も危険なのは配線|sq数とヒューズ選定の基礎
サブバッテリーの配線サイズ(sq)とヒューズ容量の選び方。電流の計算方法、太さが足りないと何が起きるか、ヒューズを付ける位置まで、車両火災を防ぐための基礎知識をまとめます。
走行充電器は30Aと50Aどっち?車とバッテリー容量で決まる選び方
走行充電器(DC-DCチャージャー)の30Aと50Aの選び分け。充電時間の実計算、オルタネーター容量による上限、軽バン・充電制御車の注意点、配線サイズの違いまで。
リン酸鉄バッテリーの選び方|BMS・低温保護・セルの見るべき3点
リン酸鉄リチウム(LiFePO4)サブバッテリーの選定基準。BMSの保護項目、冬に必須の低温保護(低温充電カット)、セル品質と実容量、サイクル数と保証の読み方まで。
サブバッテリーは100Ahと200Ahどっち?1泊の消費量から決める容量選び
サブバッテリー容量100Ah(1,280Wh)と200Ah(2,560Wh)の選び分け。家電構成別の1泊消費量シミュレーション、充電が追いつくかの確認、価格・重量・設置スペースの差まで。
正弦波インバーターは何Wを買う?1000W/1500W/2000Wの構成別選定
車載インバーターの容量選定。動かす家電から定格を逆算する式(同時使用×1.5・サージ×2)、容量別にできること一覧、配線sq・ヒューズ・バッテリーBMSとの整合まで。
ソーラーは100Wか200Wか、それとも折りたたみか|回収量から決める
車載ソーラーの容量選定。100W・200W・折りたたみポータブルの1日回収量比較、家電構成別の必要枚数、屋根固定と置き型の使い分け、MPPTとの組み合わせまで。
MPPTチャージコントローラーの選び方|PWMとの差と容量計算
ソーラーチャージコントローラーの選定基準。MPPTとPWMの発電量差、アンペア容量と開放電圧の計算方法、リン酸鉄対応プロファイル、走行充電一体型という選択肢まで。
ポータブル電源の寿命は何年?リン酸鉄と三元系のサイクル数の読み方
ポータブル電源の寿命をサイクル数から計算する方法。リン酸鉄(3,000〜4,000回)と三元系(500〜800回)の実寿命差、カタログの「80%維持」表記の意味、寿命を縮める使い方まで。
ポータブル電源のソーラー充電は実際どれだけ貯まる?定格に届かない理由
ソーラーパネルでポータブル電源を充電したときの現実的な回収量。定格の6〜7割しか出ない理由、天候・季節・角度の影響、1日で満充電にできる容量の目安まで。
中古ポータブル電源はあり?リスクの構造と、それでも買うなら見る5点
中古・アウトレットのポータブル電源購入のリスク整理。サイクル劣化が外観から分からない問題、保証・リコール・発火リスクの確認方法、中古を選んでよいケースの線引きまで。
サブバッテリーとポータブル電源の併用構成|二刀流が最適解になる条件
固定サブバッテリーとポータブル電源を併用するハイブリッド構成の設計。役割分担の考え方、走行充電からポタ電へ充電する接続方法、二重投資を避ける容量配分まで。
車中泊電装の総額はいくら?3パターンの費用シミュレーション
車中泊電装の初期費用を3構成で試算。ポータブル電源型(工事不要)・標準サブバッテリー型(DIY)・フル装備型の内訳、DIYと業者施工の差額、後から拡張する場合の順序まで。
防災兼用で選ぶポータブル電源の条件|車中泊用と何が違うか
車中泊と防災を兼ねるポータブル電源の選定条件。停電時に本当に必要な容量の計算、UPS・パススルー機能の意味、リン酸鉄が防災用途で必須の理由、保管運用のルールまで。
冬の車中泊・電源設計完全ガイド|暖房・低温・発電低下の三重苦を数字で解く
冬の車中泊の電源設計を体系化。暖房の消費電力計算、リン酸鉄バッテリーの低温充電問題、冬のソーラー発電低下、結露と換気まで。冬に破綻しない構成の作り方。
夏の車中泊・暑さ対策の電源設計|冷房は「何を諦めるか」の設計
夏の車中泊の電源設計。ポータブルクーラー一晩の消費計算、換気・送風で粘る低電力プラン、冷房ありプランの必要容量、駐車場所という無料の対策まで。
連泊(3日以上)で電源が破綻しない設計|「1泊の容量」でなく「1日の収支」で考える
3日以上の連泊車中泊で電源が破綻しない設計方法。消費と回収の収支計算、悪天候を織り込む悲観値設計、回復手段の複線化、外部電源という保険まで。
雨天・曇天が続くときのソーラー現実値|悪天候3日間を数字でシミュレーション
悪天候時のソーラー発電の現実値。曇天・雨天・冬の発電低下率、悪天候3日間の収支シミュレーション、破綻させないための容量マージンと代替充電手段まで。
災害時に車を電源にする方法|HVコンセント・V2L・ポタ電の3ルート
停電時に車を非常用電源として使う方法の整理。ハイブリッド車の1500Wコンセント、EV・PHEVのV2L、ガソリン車+ポータブル電源のシガー充電、それぞれの給電力と注意点。
ペットと車中泊する時の温度管理と電源|「人間より一段厳しい」設計基準
犬・猫と車中泊するための温度管理と電源設計。ペットの熱中症リスクと車内温度の現実、換気・冷房の電源計算、温度監視の仕組み、留守番時の安全マージンまで。
冬の暖房3方式比較|電気毛布 vs FFヒーター vs エンジンプレヒート
冬の車中泊暖房3方式(電気毛布・FFヒーター・エンジン暖機での事前暖房)を消費電力・燃料・初期費用・安全性で比較。組み合わせの最適解と導入順序。
スキー車中泊の電源設計|極低温でバッテリーはどう振る舞うか
スキー場駐車場での車中泊に向けた電源設計。極低温でのリン酸鉄・ポータブル電源の挙動、FFヒーター前提の構成、雪でソーラーが死ぬ問題、結露・凍結対策まで。
サブバッテリーと車検・法規の基礎知識|通る取付・指摘される取付
サブバッテリー搭載車の車検と法規の基礎。後付け電装が車検で見られるポイント(固定・配線保護・ヒューズ)、8ナンバー化との関係、保険会社への告知まで。
サブバッテリーが充電されない時の切り分けフローチャート|5層を上から潰す
走っても充電されない・ソーラーで貯まらない時のトラブルシューティング。表示・低温保護・充電器・配線ヒューズ・バッテリー本体の5層で切り分ける手順とテスターでの確認方法。
冬にリン酸鉄が充電できない「低温保護」の対処|解除してはいけない理由
リン酸鉄バッテリーの低温充電カット(低温保護)への対処法。なぜ0℃以下で充電できないのか、正しい対処4つ、保護解除や無理な充電がセルを壊す理由まで。
車中泊電装のトラブル実例集|ヒューズ切れ・電圧降下・接触不良の三大定番
車中泊電装で実際に起きる定番トラブルの実例集。ヒューズ切れの真因、電圧降下でインバーターが落ちる仕組み、接触不良と発熱、それぞれの症状・原因・対処・予防。
このサイトについて
車中泊・キャンピングカーの電装は、メーカーや販売店の情報だけでは判断が難しい分野です。バッテリーメーカーは自社のバッテリーを、ポータブル電源メーカーは自社の完成品を勧めます。当サイトは「どれが良いか」ではなく「それを動かすには何が必要か」という順序で、計算に基づいた情報を提供します。
収録家電31種の消費電力データをもとに、電力収支シミュレーターで必要な構成を算出できます。